ゴールデンウイークも去り、平常に戻ったら、急に天気が回復。
まったく、イタズラなお天気でした!
さて、いよいよBROOKの住宅新築工事が2ヶ所同時に始まります。これからは、また忙しい日々になりそうです。
最近、人と会う機会が多くなり、いろいろな方々に質問されます。
「BROOKの家ってどんな家ですか?」
一番多いご質問。
モデルハウスがあれば、百聞は一見に如かずということになるのですが、なにしろまだ実体がありません。端的に答えるのが非常に難しいのです。
たとえば、断熱や気密を売りにしている住宅なら、数字を交えてそのあたりを語れば良いでしょう。
デザインを売りにしている住宅なら?風とかの説明ができます。
コンセプトをしっかり守りながら、デザインも犠牲にしないBROOKの家の本質はなかなか伝えにくいのです。
仕上げと質感やデザインの話でいけば、「自然素材を多用して、塗り壁と無垢材で仕上げたシンプルな家です。」と、どこにでもあるような答えになってしまいます(笑)。
ふと思い浮かんだ単語「無国籍」
これは、BROOKの家を表しているような気がします。
今の日本人のライフスタイルはまさしく「無国籍」日本の良き伝統をベースに、フレンチを食しながら日本酒を飲み、英国スタイルのスーツを着込んでハリウッド映画を見る。そして、イタリアンデザインの車に憧れつつ、世界一優秀なハイブリッドカーを愛用。家に帰ればしっかりと靴を脱いで家に入り、畳でごろ寝……….。
ちょっと思いつくだけでも、相当な「無国籍」ぶり。みなさんも生活を振り返ると結構、思い当たるフシがあるのでは?
これは、ある意味すばらしいことだと思います。自国の文化をしっかりと守りつつ、良いところはどんどん取り入れる柔軟性。
非常に可変性に富んだ豊かで「オトナ」な文化だと思います。
そんな、可変性を孕んだライフスタイルを包む家とはどうあるべきか?
ある程度、年齢を重ねれば、自分の趣味嗜好にはっきりと自信が持てますが、私も含め、まだその途上にあるにも係わらず、家を検討しなければならないとしたら、一体どうすればいいのか?
そんなことを考えていた私なりの回答がBROOKの家です。
最初から、あまりにも極端なデザインの方向性をもたせずに、何色にでも染められる準備をしておく。さりとて、家を単体で見た時、かっこ良さを犠牲にはしたくない。
いついかなる時代の自分が見ても変わらず、いいバランスでデザインされた家。
最初は少しあっさりしすぎた外観が、実は懐の深さを表しています。
BROOKの家を手に入れたお客様が最初に感じること、それは「この家を自分流にどう味付けをしてやろうか?」ということ。自分達でインテリアの方向性を決め、家具や小物や雑貨を選んでゆきます。たとえ、何十年か経った後に趣向が180度変わろうともご心配なく。虚飾を排したシンプルなBROOKの家はそれを受け入れる懐の深さを持ち合わせていますから。
BROOKが考える家とは?「現代のテクノロジーを活かした快適で自由な「無国籍ハウス」です。」と、言えるかもしれません。ある意味ユニバーサルなデザイン。
つまり、「私が欲しい家」(笑)!
これが、BROOK自慢の家の正体です。
実際のモデルハウス建設は、まだ少し時間がかかりそうですが、お客様の建物での内覧会などを準備いたしますので、そこでBROOKの空気を感じていただければと思います。ちょっとわかりにくいけれど、そこがまた良さでもあると思っていただければ幸いです。
BROOKのコンセプトに興味のある方、とりあえずご一報くだされば、じっくりとご説明させていただきますので、まずはお気軽にコンタクトをどうぞ!