端正な平屋モデルと少し長めのコラム。

BROOKの平屋モデルの公開決定しました。
秋田市は南が丘に、さきごろ完成した平屋モデル。
秋田の気候を熟知したわれわれが北国でも楽しめるスタイリッシュな平屋を提案します!

秋田市は南が丘の家内覧会のお知らせ

7月5日 6日の土日、10:00~16:00
秋田市上北手百崎字諏訪沢3-88 (南が丘ニュータウン内)
ご不明の場合は080-6044-8122(加藤)こちらまで!!

美しいシンメトリーな外観の平屋

今回の見どころ

今回は建物と一緒にコーディネートされた、エクステリアとお庭も同時にご覧いただけます。
シンメトリーな外観がひときわ目を引く端正な平屋。
御施主様のセンスの良さがうかがえる、アクセントカラーの赤い北欧デザインのポスト。
シンメトリカルな建物を引き立てる、やり過ぎない密やかなエクステリアデザイン。
ご来場の際は建物のみならず、ぜひ、全体のバランスが醸し出す美しさもご堪能ください。
建物に入る前に、一歩引いた道路からのご鑑賞もおすすめします!
住宅は建物デザインのみにあらず、お庭やエクステリアがマッチングしてこそであるということを静かに語ってくれる素敵な住宅が完成しました!
今回も御施主様との価値観の共有ができ、とてもスムーズなプランニングが出来ました。
これからも長きにわたってお付き合いをさせていただければ幸いです。
そして蛇足的にちょこっとコラム(そのわりに長めです)

BROOKの家が本当に大切にしているもの。

家を暮らしを楽しむということ

すべてのBROOKの家は「暮らしを楽しむため」に存在します。

ライフスタイル提案型の住宅会社を目指すBROOKの、本質的な部分。まさに背骨と言ってもよいでしょう。
住宅を考える私達は、まず第一にこの「楽しさ」の部分を考えたいのですが、それと同時にとても大切なことがあります。
それは住宅として、ときにはシェルターのように家族の快適な暮らしを守りぬくことです。
住宅である以上、いくらデザインを重視したとしても、ずっとその家で暮らすご家族の快適や安心、安全を守りぬくためのスペックが当然必要になります。
BROOKではことさらに性能自慢はしませんが、現代の住宅に求められる性能を高いレベルでクリアしています。道具としての機能の部分ですから、疎かにはできませんね。
この辺りは実際に住宅を検討されるお客様にはきちんと情報は開示させて頂いております。そして、道具としての性能面でも住まわれたお客様からも高い評価を頂いております。
でもこれは決して、スペック至上主義になればいいということではありません。
ただ、BROOKとしては住宅も道具として当たり前に機能をしっかりさせていなければならないという考えからです。
ですから、BROOKが考える道具としての住宅は、デザインだけの決してヤワな住宅ではありません。
BROOKの家は大事な部分も骨太な「生涯の相棒」として、ご家族の楽しい暮らしを支えることができるようにしっかりと作り上げられるのです。

「シンプルデザイン」間取りの極意。

基本性能をしっかりと作ることが出来ると、いよいよ「暮らしを楽しむ」ことができるようになると考えます。
たとえ、どんなに外の気候が厳しくても、家の中は快適に過ごせる安心感は、北国の家としては当然のことです。
そしてここからが、BROOKの楽しい部分。
BROOKのデザインは「少し愛して、長く愛して」を目指しています。
一見、あっさりしているように見えるデザインには理由が有ります。
世に名高き「マスターピース」と呼ばれる名品たちのデザインを思い浮かべてみてください。それらはきっと機能的でシンプルな美しさを身に纏っているはずです。
私達、BROOKの家も、住宅会社としてそうありたいと願って日々チャレンジしているのです。

WORKS #10 楢山の家2Fリビング

シャツやパンツのシルエットのように、流行に流されていいほど住宅のデザインは軽薄ではいられません。これから、一生涯を共にするパートナーとしてはコロコロ変わる流行に左右されるデザインにならないように、シンプルで上品に仕上げてゆきたいのです。
家を楽しむためにもう一つ大切なことがあります。
それは可変性に富んだ間取りの構成。家族の暮らし方を時間軸でながめると、実に様々に変化します。
赤ちゃんはいずれ歩き出し、小学校、中学校、そして思春期をむかえ、やがて巣立ってゆく。その後は少し寂しさも感じながらも静かで穏やかな夫婦だけの暮らしが始まる。
普通の家庭でもこのくらいのシーンはすぐに想像がつきます。この上、両親のことや多趣味のご主人、奥様のガーデニングから、趣味の料理。友達を招いてのホームパーティもあるかもしれません。
こんな時に、その局面にマッチした間取りの変更が容易なように間取りを考えます。

WORKS #12 桜台の家セカンドリビング

できるだけ大らかな間取りを心がけ、汎用性を高めるためにあえて専用の部屋を作り過ぎないようにしているのです。
とにかく、人が人生の大半を過ごす住宅というステージでは、ありとあらゆることが起こります。もちろん神ではない我々が全てを見越して準備することなど不可能です。
そこで、BROOKとしては「汎用性」というテーマも大事にした家づくりを心がけています。完全にベストの予測が出来ないなら、むしろシンプルで何色にでも染まることの出来るように作ってはどうか?
誤解を恐れずに言えば、ある意味「未完成」の状態を目指してみてはどうか?
間取りの提案もこんな考えからおおらかでシンプルなものが多いのです。
さしずめ、お客様自身が自在に家を住みこなして頂くためのある意味「余白」のようなモノでしょうか。

そして「小さな日々の楽しさ」のために心がけていること。

このある種の「余白」が、実は家を楽しむということにもなるのです。
そして「余白」つながりでもう一つ。
インテリアのことです。
最近は収納も作り付けにするのが一般的ですね。照明計画も綿密に練られて、完璧な状態を望まれる方が多いとか。
でも、われわれ住宅会社が今流行の装備を満艦飾のように取り付け、一分の隙もない住宅を作り上げてしまえば、住人はもはや何もすることが有りません。
自分の家なのにそれは、とてももったいないような気がします。
先ほどの間取りについては日々の暮らしにとっては欠くことのできない大切な問題ですが、日々の小さなことのなかにも暮らしを楽しむために重要なモノもあります。
それは「家具」や「照明」です。

WORKS #10 楢山の家照明

例えば、運命的な出会いをしてしまった可愛い照明器具、あるいは前から気になっていたアンティークのチェストやタンスなど。
これらは、だいたい家を建てる前よりも、建築後に出会うことが多いようです。
家を建てるにあたって、今まで以上にインテリアのアンテナ感度が鋭くなるからかもしれませんね。
とにかく、こうして出会ったモノたちの居場所が、完璧に作られた「余白」のない新居には存在しなかったりするのです!!
これが最新の完璧すぎる住宅事情のある種の弊害です。もはやインテリアを楽しむ余地がないのです!!
この「余白」を残す寸止め感がオトナの家ではないかとBROOKは考えるわけです。
このため、完成直後のBROOKの家は、人によってはあっさりした印象を受けるのかもしれませんね!
ここはひとつ、あえての「未完成」を楽しんでみるのも一興ではないでしょうか?

そんなBROOKの家です。

BROOKは暮らしを楽しむための家造りを提案しています、ちょっとしたことの中にもこんな秘密が隠されているというお話。
もちろん、私達の価値観が全てではありません。最初から家に完璧なものを望むのもそれはそれでアリです。
いろいろな考えがあって、どれも正解だと思います。あくまでも、私が考える理想の家がBROOKというだけのこと。
同じ思いを抱いているお客様と出会いながら、楽しく家造りもしてゆきたいというのがBROOKという住宅会社の家造りです。
今一度、自分たちにとってどんな家が、本当に合っているのかを、視点を変えて考えてみるのも良いかもしれませんね!
今回、南が丘に建てた住宅が、そんなことを実感する一助になっていただければ!と思います。

AUTHOR:BROOK Inc.

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