今年は暖冬で有難いですね。
現場も今年は比較的楽に進んでいます。さて、2015年もスタートしてから一ヶ月近くなりますが、今年はBROOKにとって、また新たな挑戦を始める年になりそうです。
きっかけは年末に頂いたお客様からのメールでした。
要約すると、かっこいい「最小限住宅」を作って欲しいとのお話でした。
当初は小さなローコスト住宅?と思った内容でしたが、よくよくお話をうかがうと、最小限住宅とはいえ、ただのローコストの小さな家というわけでは無いようです。
お話によると、かなり本格的にガーデニングをされており、そのこだわりの庭に似合う風景と一体になった「小さな美しい家」がご所望のようです。
かねてよりBROOKでは、「家の価値は大きさだけで決まらない!」と考えていますし、小さな家こそ豊かな暮らしが楽しめるのではないか?という思いもありましたが、実現させるきっかけをつかめずにいました。
今回、こちらのお話をいただけて、スタッフ全員一致で「面白そう!!」ということになりました。
これを機会にBROOKらしい小さな住宅の提案ができればとても面白いことになりそうです。
コストと質感、そしてデザイン、さらに究極のスペース効率。
これらをまとめながら新しいコンセプトハウスを練り上げてゆきたいと思います。

スペースに制約のあるコンパクトハウスでは、キッチンカウンターまたは、ダイニングテーブルと作業台を兼ねたこんなキッチンも良いですね。

コンパクトハウスでは縦方向への空間の活用も考え、無駄のないレイアウトを考えます。

小さな美しい家を形作るうえで大切なのは、玄関のデザインと活用方法。
すべてのお客様におすすめできる住宅にならないことは百も承知ですが、こうしたチャレンジの中からフィードバックできる要素もきっと多いことでしょう。
ここはBROOKのケーススタディハウスとして楽しみながら考えてゆきたいものです。
たいそうなことは言うつもりもありませんが、BROOKなりに考える「最小限住宅」がどんなものになるのか楽しみです!!