ユーザーさんのライフスタイルを切り取る「BROOK LIFE」第10弾は
BROOKユーザーのZさんご家族をご紹介します。

ヴィンテージの品質の良さやデザインの魅力、経年劣化ではなく経年変化の味わいや温かみを楽しめる感性をお持ちのZさんご家族。
野菜づくりやレザークラフト、DIYなど生活に直結する多趣味なご夫婦が協力して子育て真っ只中のリアルなライフススタイルです。
まだご結婚前にも関わらず、BROOKを気に入っていただきカップルで展示場に来られたのですが、とにかくお二人の価値観がピッタリと一致していたのが印象的でした。

家づくりでは色々と疑問や悩みも多いものですが、BROOKが考える良い家の条件をよくご理解いただき、結果的に楽しく暮らせるお家が完成したと嬉しく思います。

現在はご家族も増え、子育て真っ最中のそんなお二人がBROOKでの生活を目一杯楽しみつつ、日常をどんな風に暮らしているのかをインタビューしながらお伝えします。
BROOKのコンセプトとして
- 仕切らないことで空間を自由に使える汎用性が生まれる。
- 住宅自体にキャラクターを持たせ過ぎないことによるインテリアの多様性。
- 作り込み過ぎないことによる無駄なコストの削減。
とありますが、BROOKでは変化する家族構成や趣味嗜好などを踏まえて、なるべくシンプルな間取りをご提案させていただいております。
そんなBROOKを子育て世帯、特に小さなお子様がいる世帯では、趣味や子育てをどのように両立し楽しんでいらっしゃるのか?
実際に住んだ後のイメージの参考にしていただければ幸いです。
子育てと園芸とBROOK定番の1階プラン

Z様宅も例に漏れず玄関からリビング奥まで視界を遮ることのない開放感のある間取りです。
開放感がゆえ、実際暮らしたときの想像が難しいと言われることの多いBROOKですが、子育て世帯でも心配無用です。
スペース効率を優先し、部屋の隅々まで余白があるため、工夫次第で暮らしやすくなるかと思います。

開放的な広めの土間玄関からシームレスにキッチンへ、そしてキッチン脇には広々としたウォークインクローゼットと、帰宅時の動線は非常にスムーズ。
奥行きのあるクローゼットのため、パントリー、物置部屋、ワードローブとしての機能も兼ね備えています。

奥様お気に入りの家電もモノトーンで統一された清潔感のあるアイランドキッチンでは、子供が走り回ったり、かくれんぼをしたりと恰好の遊び場に。
ご自宅のお庭で採れたての新鮮な野菜を使った料理に腕を振るって楽しんでいるとのこと。

まだお子様が小さく目が離せないため、アイランド型のキッチンスペースは、奥様に作業効率と同時に安心感をもたらすお気に入りの空間に。
将来お子様が大きくなって一緒に料理するようになったりすると、アイランドキッチンの魅力は倍増されますね。



そして、BROOKオリジナルの鉄骨の螺旋階段には旦那様が多用途のアイアンのバーをDIYでカスタマイズ。
キッチンから数歩のところで、お子様を見守りながら主にお子様の洗濯物を干したり畳んだりなどお子様の身の回りのことは完結できるそうです。
現在はお子様の専用物干しとして活用されていますが、頑丈なつくりですので今後は様々なことに活用できそうですね。
また、既製品で販売されているベビーゲートをBROOKオリジナル鉄骨階段のデザインに合わせ旦那様がDIYで取り付け、とても重宝しているそうです。

また、2階水回りのお家ということもあり、将来のことを考え、旦那様ご自身でアイアンの手摺を制作し階段の壁面にDIYで設置されたそうです。
ご職業柄アイアン製品に精通していらっしゃるとのことでしたが、もはやDIYの域を超えたこだわりが散見されました。


レザークラフト職人という一面を持つ旦那様の琴線に触れた、ご近所の方からご縁で譲り受けたという昭和初期~中期のブラザー製の家庭用足踏みミシン、現在は玄関土間スペースへヴィンテージ家具のように鎮座し、多用途玄関ラックとして活用。
レストアも間もなく完了し活躍の機会を待つのみの状態となっているそうです。

子育て世帯、特に小さなお子様がいる場合は、角の丸いインテリアや収納家具など安全性と機能性、多用途性を重視するかと思います。
お施主様もお子様が走り回るホールの一部にアースカラーのクッションマット、キッチンや食卓周りには無垢の素材感を残しつつ防汚性に優れたクリア素材のダイニングマットやキッチンマットで対応しておられました。
空間を彩るキッチンマットやダイニングラグも現在は安全性や機能性を重視しておられますが、今後はお子様の成長に合わせてデザイン性の高い製品を組み合わせるなど変化を楽しめることと思います。
ライフステージ毎のインテリアの用途・嗜好の変化にも柔軟に対応できるよう、BROOKの内装は至ってシンプルです。
どのようなテイストのインテリアも引き立てるシンプルな内装は、「暮らしを楽しむための余白」と言っても過言ではないかと思います。
余白のある自在な2階

建築当初、寝室と想定していた部屋は現在納戸として、こちらの2階ホールを現在寝室として利用しているそう。
家族が川の字で寝られるのもお子様が幼児期ならではですね。

左が洗面とバスルーム、奥側の部屋が本来の寝室、右手の部屋がレザークラフトの工房となっておりますが、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる作り込みの少ないBROOKですので、お子様の成長に合わせ現在寝室としている手前のホールも子供部屋にできる仕様になっております。
部屋として仕切らない「余白としての空間」が一部でもあると、ライフタイルの変化によって柔軟に対応できます。
もちろんそのままセカンドリビングとしてもご活用いただけますし、ホームシアターや趣味部屋、テレワーク用のスペース等、実に多用途に活用できるかと思います。
ライフワークになりつつある家庭菜園



入居してから始められたという野菜づくりも間もなく4年目を迎え、今年大豊作とのことで、枝豆、ししとう、ピーマンやミニトマト、食べ切れないほどのきゅうりが収穫できたそうです。
佇まいも美しく整然とした菜園はお施主様の強いこだわりを感じます。



こちらは、利便性を追求したお施主様のDIY愛用品「農作業用360度回転式引掛けツール」。
昼夜問わず手塩にかける菜園ですから、道具のこだわりも抜かりないですね。
さらには、ご近所のBROOKユーザーさんに自転車でふらっと野菜をお届けした事もあるとか。
BROOKだからこそ繋がれた御縁とのお言葉もいただきました。
ありがたい限りです。
趣味のレザークラフト



お施主様が20代から始められたというレザークラフトは、手掛けている菜園やDIY同様、端正で妥協のない完成度。
ご自分やご家族用にももちろん、現在も依頼があれば要望に沿ったレザーアイテムを制作しているとのこと。

皮革製品の形状、デザインや素材など時代によって流行はあれど、楽しみながら作り続けているお施主様には感服いたしました。
そんな「心からモノづくりが好きなお施主様」に家づくりを任せていただきBROOKとしても身の引き締まる思いです。


野菜づくり、外遊び、レザークラフトと日々充実した暮らしですが、現在は夫婦協力して子育て真っ只中!
そんなZ様御夫婦にインタビューをさせていただきました。
Z様ご家族インタビュー
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BROOKを知ったきっかけをお聞かせください。
ご主人結婚前から偶然ですが妻も私もお互いにBROOKを知っていて、住宅のご相談中に結婚しまして(笑)
奥様当初、デザインは素敵だなと思っていたんですが、住むとなると実際どうなんだろねって話をしていました。
ご主人ですが、一歩踏み出してくれたのが妻で、BROOKに電話をしてくれて、秋田の展示場に足を運びましてそれがスタートでしたね。
奥様家を建てると決めたときから子育てを考えていて、何をやっても楽しくなる家だと思ったのでここ(BROOKのお家)で子育てをしたいなって(笑)
子育てするのが夢だったんです。
庭でプールさせたいとか、絵に描いたいような幸せな家庭みたいなそういうのやってみたいっていうのがあったので。
ご主人みんながやってるような事をね(笑)
奥様自分が小さいときにやってもらったような事とか、なんでもしてあげたくて。
実際今年早速プールデビューもして(笑)
それこそBBQをやりたいとか、ありきたりなことなんですが、いろいろな事にチャレンジしたいです。実際に住まわれてどうですか?
ご主人ありきたりになってしまうんですが、リビングの開放感が心地良いです。
で、つい外を眺めてしまう…
庭もそうですが、外に出やすいのでデッキにフラッと出たりとにかく動きやすいですね。
シェードを外したときのリビングの延長のような奥行き感が良いんです。
奥様天井が高くて窓が大きいので開放感を感じやすいんですよね。
奥様外から見る家も好きでしょ?
ご主人何回写真を撮ったか(笑)
外観がとても好きです!
外観、大事ですよね!

ご主人 家を建てるときにフェイク素材を使わないというBROOKのコンセプトに共感していましたので、実際に住んでみて塗り壁や土間、無垢材の質感だったり、アイアンなど経年変化が心地良いですね。
自分でメンテナンスもできますしね。
個人的に空間に個性が出すぎてしまう派手な壁紙なども苦手なんですが、BROOKは内装自体がシンプルなので、いろいろと自分なりにカスタムしやすいというのが良いですね。
妄想が膨らみます。
ご主人リビングにソファー置いている時もあったんですけど子供がまだ小さいこともあり、今はソファーを置かずにスペース優先のリビングにしています。
仕切りが少ないので、そういった再配置も楽しみやすいです。野菜づくりのきっかけと現在、これからについて
ご主人そもそも実家で父が野菜祭づくりやっていまして、家探しているときから野菜づくりもしてみたいという気持ちはありました。
ですので、土地を探している時点で畑を想定していました。
住んだ初年度にやってみたら毎年面白くてどんどん増えていきまして、2年目からどんどん畑を広げていって、今年はすごい収穫できましたね(笑)
もちろん失敗したりはあるんですが、結果食料にもなりますしね(笑)
奥様食料としては助かります(笑)
基本的に優先事項は遊んだり出かけたりすることにしてくれていて、朝や昼寝の時など子供が寝てる時に畑仕事してくれているので畑仕事については苦労することもないです。
ご主人どうしても畑仕事をしたい時はお願いをしています(笑)
ご主人畑に関しては、ガーデンデザイナーの庭沐(にわぼく)さん、樹和実(きわみ)さんにお願いして山砂と黒土を搬入して頂き、そこに自分で堆肥や有機肥料をブレンドし無農薬で栽培しています。
庭沐さん、樹和実さんには、いつも急な相談にのっていただき大変感謝しています。
自分が見られる範囲の庭ですし、庭先で近いので常に見ることができるので農薬を使わずに育てられます。
新鮮、採れたての野菜、自分が作ったのも相まって味が良い気はします(笑)
奥様今年はキュウリが食べきれないほど収穫できまして、調べたレシピで親戚の集まりに持っていって大量消費したり、美味しいですし喜んでもらえるしで一石二鳥でした(笑)
ご主人今後は当面は畑のままの予定で、子どもと一緒に畑仕事をやるのもちょっと楽しいかなって思いますね。
奥様畑以外にも遊具を置いてみたり小さいうちに家でもいろいろな体験をさせてあげたいですね。
ご主人遊べる庭にしたとしても、いつでも畑に戻ることもできますし(笑)キッチンにいることが多いと思いますが、キッチン周りについて使い勝手はいかがでしょうか?
奥様玄関からキッチン、ウォークインクローゼット兼パントリーまでがとにかく動きやすいですね。
今更ですが、土間玄関は広ければ広いほど良いと思いました(笑)
やっぱり実家に行ったりすると、玄関は玄関ですし、廊下、リビングを壁で仕切ってしまうよりは本当に動きやすいです。
もちろん工夫をすればリビングを隠すこともできますし、もちろん好みはそれぞれですがわたしたちはこの配置が気に入ってます。
ご主人当初、収納が欲しいとお伝えしていたんですが汲み取っていただいて、広いウォークインクローゼット兼パントリーをキッチン脇に備え付けていただきました。
ルーバーの折れ戸もデザインもとても好きで気に入っていますね。
そこまで想定していなかったんですが、ウォークインクローゼットのお陰で玄関土間に好きなものを飾ったり、アウトドア用品を置いたり余裕ができました。
利便性は間違いなく良いですね。
憧れですが、クローゼットを開放してもおしゃれに暮らせればいいですけどね(笑)
中は見せられないです(笑)

奥様玄関も段差があるので子供が走っていって危ないかな?と思ったんですどそんな事もなく、ここでピタっと止まってくれるんです(笑)
走り回るのでキッチン周りも危なくないように配慮はするんですが、そこまで過度にしなくても大丈夫でした。
悩んだんですけど、ベビーゲートもつけなかったんです。
料理をしているときにはもちろん注意を払いますが、そこまで特別気をつけなくてはいけないということはないですね。
もう少し話を理解してくれる年齢になるまではその都度注意をしようかなって。
それを考慮してもアイランドキッチンはメリットしかないです。
キッチンの腰壁を高くしたり油はねのガードがあったほうが良いのでは?と少し悩んだんですが、実際生活してみて抜け感が出て空間が広く感じられるのでなくても良かったなと思ってます。
配膳も片付けも楽ですしね。
私の身長が高いのでキッチンを標準の85cmから90cmに高くしてもらって、とても使いやすいですね(笑)
ずっと使うものですし、自分好みになって満足しています。

奥様
リビングのテーブルは向かって合わせるとダイニングテーブルになって、横に並べるとカウンターになるので、いずれは子供と向き合いながらお話したり勉強したりしたいです。2階水回りと2階での暮らしはいかがですか?
ご主人2階水回りは建築前にすごく悩んだ部分だったんですけど、実際住んでみて…まったく気にならなかったですね(笑)
友達が遊びに来た時とかも、「なんで2階こんな広いの?」っていう感じで、スペース的にも水回りは気にならないです。
1階、2階の温度差もないので冬や夏でも特に億劫にもならないです。
2階の生活については、まだ子供も小さいのでこちらのホールを寝室として、本来寝室と想定していた部屋は納戸になっています。
兄弟がいたりいろいろなライフスタイルの方もいると思いますし、建築当初はすべて個室にするというパターンもあったんですが、ここのホールは部屋にせずに良かったと思っています。
4.5畳なんですが使い勝手がいいですし壁を作らなくて良かったです。
子供が生まれる前は撮影スタジオっぽくしてマタニティーフォトを撮ったり、現在は寝室ですし、本当に多用途なスペースですね。
仕切らないっていう選択肢を決断できて良かったと思います。
後悔ではないんですが、寝室の他に工房のような部屋もあるんですが、もしこちらも仕切らなかったらどうだったんだろうと考えたりもします(笑)
個室がほしいと思っていたのに、個室はいらなかったんじゃないか?って考え方の変化もありました。本格的なレザークラフトですね!
ご主人知り合いがレザークラフトをやっていて、自分自身も革も好きだったので面白そうだからやってみたのがきっかけなんですが、アメカジから始まって、ジャンル問わず、スタッズを打ったり、ロックテイストなモノですとか革にもこだわってしまいまして(笑)今に至ります。
特にシボ革が好きですね。
依頼されたらしっかり作らなくてはいけないですし、繰り返すうちに技術も向上してるかなと(笑)
若い時はもちろん流行もあると思うんですが、今は逆に純粋に革に対しての熱い気持ちはあるんですけど…趣味というかなんというかなんて言ったらいいんでしょうね…やらない期間が空いたりしても、1年空いてしまっても結局またやるんですよね。
作業場に戻ってきて、やり始めるとエンジンが掛かってやり終わるまでやりっぱなしなんですよね(笑)
流行り廃りではなくて、いろんな革があるんですよね厚みがあったり、それぞれ表情があって、それが道具になっていく過程も好きで。
ご主人今はやっぱり子育てが中心になっているんですが依頼があった時は今でももちろん作らせていただいています(笑)
妻にも家計用の財布やキーホルダーを作ったりして愛用してもらっています。お気に入りのショップはございますか?
ご主人秋田市のフローリストナチュラルさんのドライフラワー
新屋のスケッチべーグルさんのつぶあんクリームチーズは仕事帰りにかなり買います(笑)
茨島の王道楼さんと御野場の寿屋さんもよく行きますね。
特に寿屋さんのぽてとまんじゅうは最高の茶菓子です!
DIYも園芸もしますので地元のサンデーさんとコメリさんはもちろんですが、野菜などの無人販売所や地域の直売所巡りも好きで、井川町や河辺、一つ森公園の麓の販売所もおすすめです。
地域によって野菜や量が様々で新しい発見があって楽しいですよ!
あ と が き
このように、BROOKの家を道具としても存分に使い倒していただき、とても嬉しく思います。
BROOKの住宅はこれから何十年もの間、ご家族、ご夫婦と過ごす良きパートナーでありたいと考えています。
これからも長きにわたりご愛用頂ければ大変嬉しく思います。