昨年10周年を迎えたBROOKですが、これもひとえにご支持を頂いているお客様とファンの皆様のおかげです。
これからも期待を裏切らず、むしろ期待以上の家造りをこころがけて参りますので、今後とも宜しくお願いいたします。
この10年の節目に、BROOKがどんな家を作ろうとしているのか、どんな家を良しとするのか、そのコンセプトについて簡単に紐解いてゆきたいと思います。
このコンセプト自体は創業時に掲げたもので、今でもブレることなく追求し続けているものですが、よりわかりやすくビジュアルも交えながら改めてご紹介したいと思いますのでぜひご覧ください。
BROOKのコンセプトとは少し違いますが、BROOKでは年間の施工棟数を限定させていただいております。これは、たくさんのお客様にBROOKの家に住んでいただきたいとの思いもありますが、それ以上に大切なことは、じっくりとお客様のお話を聞かせていただき、そのお客様によりそった的確な提案を目指しているからにほかなりません。
お待たせしているお客様には大変申し訳無いのですが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
なぜシンプルな外観なのか?
BROOKでは住宅としての機能だけでなく、外観デザインの寿命というものも大切な性能と考えます。
世の中にある定番デザインと呼ばれるものは、おしなべてシンプルなものが多いように思いませんか?奇をてらったデザインや、流行に沿ったデザインのものは早晩、陳腐化してゆく運命をたどります。
BROOKでは長く使う住宅がそれでは困るとの思いから、デザインは極力シンプルに仕立てることを良しとしているのです。
外観は陳腐化しないようにシンプルに!
これがBROOKの家の外観デザインの基本コンセプトです。
なぜシンプルな間取りなのか?
BROOKでは変化する家族構成や趣味嗜好などを踏まえて、なるべくシンプルな間取りをご提案させていただいております。インテリアの嗜好の変化も視野に入れ、インテリアの邪魔をしない控えめな内装デザインも大切にしている要素です。
一例を上げてみます。リビングについては必要がなくなることは考えにくいですが、子供部屋はどうでしょう?用途的に一番寿命が短いと思いませんか?
一般的には8歳くらいから10歳程度で子供部屋が必要になり、凡そ10年後にはお子さんが巣立ってしまい部屋が空いてしまいます。この時点で子供部屋としての用途は消えてしまいます。
このため、BROOKでは子供部屋の提案をする際に二次利用をしっかりと織り込んだ提案をさせていただいております。お子さんが小さいうちは大きなホールとして活用し、必要なときにはお部屋にする。その後お子さんが巣立ったあとはまたホールに戻してセカンドリビングとして活用したり、または趣味の部屋として転用したり、書斎や納戸としての活用もあるかもしれません。
こうやって子供部屋について、将来を見据えた間取りにしておけば、長きに渡って無駄のない空間の活用ができると考えています。
それ以外にも、少し極端な例ですが、ご家族によっては二階の間取りを最初から無くし、すべてフルオープンの個室ゼロでの生活をされているという例もございます。
これなどは可変性の最たるものです、その時々に合わせて家具などで間取りを作ることが自由にできます。
必要なときに必要な空間を確保するというのもまた賢い選択と言えるかもしれません。
暮らし方(ビフォーアフター)
この例ではインテリア目線での変化をお伝えしています。
インテリアの受けの広さは、この通り一目瞭然。
シンプルなデザインと開放的な間取りなら、自由にインテリアで遊べますね。
シンプルな間取りによる恩恵
- 仕切らないことで空間を自由に使える汎用性が生まれる。
- 住宅自体にキャラクターを持たせ過ぎないことによるインテリアの多様性。
- 作り込み過ぎないことによる無駄なコストの削減。
以下は実際にお住まいいただいているユーザー様の例です
ユーザー様のリビング #01
インテリアに「今」の感じを取り入れた少し男らしい無骨なスタイルで遊んでいます。飽きたら全部入れ替えればまるで違ったテイストのインテリアでも大丈夫です。
ユーザー様の2階フロア #02
将来の子供部屋スペースですが、必要になるまではお気に入りのアウトドア用品を飾るように収納するスペースに。
簡易的な子供部屋で良ければ、BROOKオリジナルのこんな工夫も。組立家具を作るようなレベルで、簡単に家の中に個室を作ることが可能です。もちろん、設計段階から仕切ることを前提に設計してありますから、しっかりとした子供部屋を作ることもできます。このように将来お子さんがどんなお部屋を欲しがったとしても、広範囲で要求に応えることが出来るのです。
コンセプトにプラスα
通常のBROOKのお家は、すでに高い完成度でお客様にご提案させて頂いておりますが、敷地やお客様のお好みなどでプラスαのご提案が必要になる場合もございます。この場合でもBROOKのコンセプトは守った上でのご提案をさせていただきますのでご安心ください。以下にいくつかご紹介いたします。
狭小地のBROOK
狭小地を最大限に活用したプランです。40坪に満たない土地に、4人家族が暮らせる母屋と一体型のカーポート、そして小さいながらもグリーンを配置するスペースまで盛り込みつつ、デザインを整えた欲張りなプラン。敷地の条件や状況を踏まえた提案です。
こだわりの平屋
シンプルなBROOKを更に研ぎ澄ませたかのような究極のシンプルデザイン。思い切ったデザインは逆にお客様からの提案によるものです。
視界のコントロール
住宅地に建つBROOKにプライバシーを確保するための壁をプラス。住宅街の車通りの多い道路に面した立地から、どうしても視界をコントロールする必要がありました。このように本来は外構の分野になる部分も必要とあらばはじめからご提案させていただきます。
立地を逆手に取ったプラン
斜面に建つBROOKでは、当初から外構デザインも含めた緻密な計画が必要でした、立地を十分に活かすために間取りから窓の位置、大きさに至るまで、100%活かし切るためのご提案をさせていただきました。
愛猫と住まう平屋
ときにはペットが家族の一員というお客様もいらっしゃいます。こちらの建物は愛猫に対する配慮とアイディアが詰まったBROOK初の試み。慎重にお客様と打ち合わせを重ねて、お客様に教えていただいたところも多かったお家です。それでも基本コンセプトはゆらぎません。
将来まで見据えたトータルプランニング
少し高台の古屋が建つ土地に、建物を解体してからの計画でしたが、アウトドアを楽しむご家族のために薪ストーブとカーポートや遊び小屋までを当初からトータルでプランニング。後付ではない計画ですから完成度が違います。
BROOKのモデルハウスを気に入って
こちらはBROOKのコンセプトハウスが気に入って、そっくりそのまま立てた例です。少しだけ間取りは変えましたが、ごく僅かな変更に過ぎませんでした。開放的で自由なお家を、目一杯ご堪能いただけることでしょう。