家はあくまで脇役としてシンプルに
東京から地元秋田にAターンでお引越しの予定のお客様でしたが、何度か帰省のタイミングで内覧会にいらしていただきました。
古着好きでコレクションも相当なものとか。さりげなくビンテージウォッチを身に着け、ご主人の好みは明確でした。
それを優しく見守る東京出身の奥様というお二人が選んだのはBROOKの王道デザインともいえるキューブ型。シンプルで多様性に富んだ間取りに遊び心をプラスした建物になりました。
外観はバルコニーありの定番の白い塗り壁に、アクセントにもなるスチール製のポールが幾分クールな印象も感じられるかもしれませんね。
建築地は大潟村らしくとてもゆったりと作られた分譲地ですので、隣地との余白も十分に取れた、羨ましいほど気持ちの良い立地です。
趣味とのバランス
1階
いつもより幾分奥行きの広い玄関土間にはご自身の古着コレクションを飾るギャラリースペースになるとか。
古着を眺めながら酒を飲めるというほどの古着好きのご主人の定位置になりそうですね。
そこに雰囲気の合うビンテージ家具も少しご提案させていただきました。
そして仕切りのない玄関から正面に見えるキッチンはレッドシダーをあしらって上品にまとめてみました。
食卓の上には大きなインダストリアルランプも設置される予定です。
実用性に特化した2階
2階
もはや定番とも言える大きなホールと吹き抜け、そして個室の組み合わせの間取りですが、ここもやはり古着コレクターとして、たくさんの古着を機能的にストックできるようにクローゼットを工夫させていただきました。
バス洗面は2Fにあるタイプを選択されました。最近のBROOKでは洗面室を広く取り、中で洗濯、乾燥、ストックが行えるようにするのが主流になりつつあります。
実際に使いやすい上に、スッキリした2Fを演出できますね。そもそも2Fに生活感を持ってゆくこのスタイルに広い洗面という組み合わせは理にかなっています。
移住、そして新しい生活
遠隔地からのご要望ということで、かなりBROOKのWEBサイトを読み込んでいただいた今回のお客様ですが、不安も少なからずあったことと思います。
慎重に会社を取捨選択されているのも感じられましたので、逆にご決断頂いた後の流れはとても楽しくスムースでした。
特に古着や時計のお話は大いに盛り上がりました。途中で待望のお子様の誕生などもあり、これから更に賑やかに楽しく、そして自分らしく暮らされることと思います。
BROOKとして大好きなライフスタイルを実現するためのお手伝いができたことをとても光栄に思います。