#007

大曲の家

白壁の凛とした家

Completion-Dec,2013

大仙市の家

大仙市の花火大会会場に近い、塗り壁のスクエアフォルムが自慢のこちらのお宅。BROOK創業よりのお付き合いのお客様と、このたび、めでたくゴールインしました。
オーナー様は物静かなおしゃれなご夫婦ですが、好みは明確でした。こちらの考えともほぼ100%一致したプラン打合せは、とてもサクサク進みました!!
そもそも、「とにかくシンプルにニュートラルに」とのお考えのオーナー様。インテリアやファッションに対しての好みも明確。
それを活かす、いい意味での「脇役」に徹した家造りを目指しての設計スタート。
もちろん、異なるいろいろな意見を調整しながらの家作りも面白いのですが、今回のようにピッタリくる打合せもまた楽しいもの。
細かいところに至っては「BROOKさんにおまかせ!」と、うれしいお言葉も頂戴しました。

外観
特徴的な大きめの窓を中心に整えられた美しいファサード。建物の裏手に回れば一階にはリビングとつながるインナーデッキが。
そしてそこからつながる、羨ましいほどのガーデンスペース。これから始まる楽しい暮らしを予見させてくれます。
外壁はシンプルの極みとも言える、純白の塗り壁。凛としたデザインを際立たせてくれることでしょう。

建物の内観
使いやすく実用的な独立玄関は彼の地の気候を考えて取り入れました。オリジナルのキッチンカウンターと、いつもより収納が多めの洗面化粧台周りは実用的に仕上げ、居間から続く鉄骨のオリジナル階段と無垢材の織りなすバランス感はいつものBROOK仕様、安定感のある仕上がりです。
そして、リビングの奥から外へとつながる、インナーデッキは気候に配慮した使い勝手の良いデッキとしてデザイン、多少の悪天候でも使えるように。二階の間取りは全体的にゆったりと、あえての「ムダ」を楽しみつつ実用性もバッチリのバランス感の良い構成。

全体として、工夫された実用性の中にもBROOKスタイルの王道をゆくシンプルスタイルで綺麗にまとめ上げることが出来ました。おしゃれなオーナー様のセンスで何倍にも魅力が増すであろう、ベースとしての機能もしっかり。この家は完成して数年後が楽しみなお家ですね!!ぜひ、末永くお付き合いさせていただきたいと思います!!

昨年末にお引き渡しを完了したこちらの大仙市のお宅ですが、冬期間ということもあり、外観の施工事例の写真を後回しにしておりました。
ようやく草木も芽吹き、お引き渡し後の「その後のBROOK」をご覧いただけるようになりました。 しかし、改めて思うのは「庭」の重要性です。
必ずしも、建物の完成と外構工事の完成を合わせる必要はないにせよ、いずれ建物と住空間のためにはとても重要な役割を果たしてくれるものです。
建物と土地は必ずセットで考えたほうが良いもので、プラス周辺環境も加味してはじめて住宅計画といえるのではないでしょうか。

そして、庭を考えるときにポイントになるのは、植物という生き物を相手に考えるということです。成長したり、増殖したり、残念ながら枯死してしまったりと、必ず時間の経過で移ろいゆくものです。将来の全体像をイメージしながらデザインしてゆくものですね。こんな時、専門家のアドバイスが実にありがたいのです。BROOKの外構デザインでは幸いBROOKの建物を熟知した「庭沐」が良きパートナーとなって頂いておりますので、そのあたりも安心してご相談に乗ることができるのです。
今回のこちらの大仙のお宅ですがファサード側は、ほぼカースペースとなっており、玄関横の空間に雑貨を活用したアクセントコーナーを設けました。建物裏手に広がるプライベートな庭が本領発揮です。バランスよく樹木を配し、現在のところは実にシンプル。ガーデニング好きの奥様がこの先、何年もかけてじっくりと形作ることでしょう。庭のデザインもBROOK流の「余白」が活きています。

この家も庭も家族の成長とともに歩みながら、「完成」ということのないまま楽しみながら進化を続けてゆくことでしょう。

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