#072

胆沢の家

閑静な分譲地に佇む美しい「道具」としての家

Completion-Jun,2023

今回は岩手県で3例目となる、閑静な分譲地に建つシンプルな外観が特徴のBROOKです。

外観
玄関面はあえて壁を多く残したデザインで商業建築の意匠を踏襲したかのようなスッキリとした印象にまとめてあります。
大きなフィックス窓がアクセントにもなり、室内からも閉塞感を感じさせないデザインになりました。

建物に向かって左サイドは大きな掃出し窓を2つ並べて配置するリビングの開放感を大事にするBROOKの特徴的な仕様です。その反面、2階の窓はプライバシーに配慮したやや小ぶりのサッシを等間隔で連窓とさせていただきました。
また、2階部分が1階よりも大きく、1階の正面に被さるようなプランのおかげで立体感のあるファサードデザインを実現できました。

1階
BROOKでプランニングを進める上で大切にしていることがあります。
それは可能な限りリビングを心地よく大きく開放的に作ることです。リビングとは家族全員が一番多く時間を過ごす空間だから、一番大切にするべきとの考えからです。
まずは心地よいリビングを主軸に据えて、そこから実用性の部分を付加してゆくようなイメージで設計を進めてゆきます。今回も気持ちよく過ごせるBROOKらしいリビングが完成いたしました。

玄関を入ってすぐに土間に面したフィックス窓が配置され、暗くなりがちな玄関を明るく演出。

リビングの大きな掃出し窓は庭との連携とリビングの開放感にも一役買っています。

キッチンは壁付レイアウトを選択し、リビングをより広く使うことを優先させた間取りになりました。

玄関周りには実用性の高い土間収納もしっかり備え、ひっそりと見えにくいトイレはリビングの雰囲気を壊さぬように配慮してあります。

2階
心地よく時間を過ごせる1階のリビングダイニングに対して、2階は実用性においてもしっかりと配慮した間取りを作るのがBROOK流です。

窓辺に配置したオブジェのようなオリジナルの鉄骨階段を上ると、家事スペースや洗濯物を干すためにも便利なホールが。

今回は子供部屋も予め2部屋用意し、寝室と合わせて3個室の間取りを選択いただきました。
こちらの建物、バスルームは2階のレイアウトになりましたが、この2階のバスルームは生活感がリビングに出にくくなるのと、建物をコンパクトに設計しても最大限の大きさのリビングを実現できることから、BROOKでは人気のレイアウトです。

普通の住宅会社に比べると少し変わった考えの住宅会社に思えるかもしれませんが、実は暮らしやすさや使い勝手の良さ、コストバランス等々、建物を作る上で決しておろそかにできないことは十分に考えられた家造りを実現しています。
これは「家は道具」という創業以来大切にしていることに由来します。
家とは道具としての機能をしっかりと備え、その上でデザインもしっかり整えてあるべきと考えているからです。
今回は、コロナ明け直後にお話をさせていただいたお施主様にじっくりとBROOKの建物設計のデザインポリシーや住空間への考え方などをご説明させていただき、強く共感を頂いた上での建築になりました。
たくさんの会社をご検討された中でBROOKをお選びいただきましたことはとても嬉しく、また、心強く感じたものです。
入居された後のこれからも末永くよろしくお願いいたします。

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