古い建物のリノベって?

幾分穏やかな天気ですが、着実に冬です。
なんだか、風邪の抜けない私。
タバコがやめられないので、咳が続いてしまうのでしょう。
先日、所用で、大仙市は峰吉川へいってまいりました。
JR峰吉川駅前にちょっとステキな建物を発見。

これは、もともとなんの建物でしょうか?
旅館か病院?
今は個人のお宅のようですが。
一階部分は、すでに若干手が加えられていますが、ほぼ当時の面影を残しています。
非常にいい雰囲気です。
そこで、かねてより考えていたこと。
「リノベーション。」
最近はあちこちで使われ始めた言葉で、少し食傷気味ですが、古い建物をアレンジして住んでしまおうということです。
私は、昔から米軍ハウスや欧米の石造りの建物を、住人が好き勝手にリフォームするスタイルに憧れていました。
自分自身、20年ほど前は、古いアパートを探しては、勝手にいろいろやっていました。
当時は大好きだった50年代のスタイルを無理矢理、和風のアパートで再現した気分になっていました。
思い出すと、赤っ恥ものですが、当時はそれなりに気に入っていました。
周りの評判も悪くなかったような気がします。
ただし、一点を除いては!
今の季節、年齢だから気になること。
「半端無く寒い!」
当時は若くて平気でしたが、今は耐えられるか?
無理です(笑)。
そのアパートはもちろん断熱はナシ。
それどころか、サッシも歪んでいて、朝起きると枕元にうっすらと雪が積もっている始末。
とても、文化的な暮らしとは言えません(笑)。
こんなことを思い出しつつ、先述のステキな建物を考えます。
「多分、寒いだろうな?」と思わずにはいられませんでした。
でも、古い雰囲気はとても魅力的。
実際問題、古い建物を快適な住居としてリノベーションするためには相当のコストを覚悟しなければなりません。水まわりや断熱、雨漏り対策など。
よくTVなどで見かける、古民家の移築なんかも新築以上にお金のかかるケースが殆んど。
つまりは、コスト面から考えると、むしろ贅沢な建築スタイル。
では、この2つの相反する要素を現実的なコストでどうすれば実現できるか?
その一つの答えを携えて、生まれた会社が「BROOK」です。
いっそ新築、でも、将来いい雰囲気になじむような家を提供したい。
言い換えれば、「ビンテージに成り得るような家」でしょうか。
これを常識的な金額で実現したいなと思っています。
だから、あっさりしたデザインを纏いつつ、質感の高い素材を使うのです。
だから、今日もせっせとお客様の建物プランやデザインを考えています。
20年後、30年後の将来、その家がきちんと愛されながら、手入れされている姿を想像して。
ちょっと変わった住宅屋ですが、興味のある方もいると思いますがいかがでしょう?

AUTHOR:BROOK Inc.

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